四つのタイプの文脈広告
SearchViews: The Four Types of Contextual Advertising
Strategic DevelopmentのRandy Schwartzによる文脈広告の分類。
- 1.Search-based contextual
- 2.Channel-based contextual
- 3.Behaviorally-Based Contextual
- 4.In-Line Advertising
1.Search-based Contextual
- ユーザーに焦点が当たっている。
- 広告主は広告の言い回しも考える必要がある。
- AdSenseやYahoo! Publihser Networkは企業がユーザーとコミュニケーションする際に有益となる潜在力がある。つまりPRにも有効かもしれない。
2. Channel-Based Contextual
- KanoodleやValueclickが主体となっている。
- カバー範囲が広い。Valueclickはウェブ視聴者の40%をカバーしてる。KanoodleはCBS MarketwatchやMSNBCをカバーしている。
- ブランドに立脚した広告主が、ブランド力のリーチをウェブコンテンツにまで広げたい。その際に、確立した行動プロファイルによって広げたいと考えている場合にはぴったり合う。
- 検索ではない(検索連動型以外の広告の)ページの95%をカネにかえることができる。
- ブランド戦略を考える広告主から売上を上げることができる。
- 地理情報を踏まえた絞り込み、電話一件当たり支払い(pay-per-call)等の付加価値を付け加えていくこともできる。
3. Behaviorally-Based Contextual
- 背景となるコンテンツを離れて、ネットワーク上のユーザー行動に基づいてユーザーのプロファイルを作成する。
- 例えば住宅ローン会社が、住宅ローンのコンテンツ見たこと、計算機を使ったこと、六ヶ月以内により多くの情報を知りたいと要求をしたこと等の事実は、リアルタイムでのコンテンツマッチやキーワードマッチよりもより信頼性が高いかもしれない。
- テクノロジーはTacodaやBlue Lithiumが提供している。
4. In-Line Advertising
- 最も邪魔だとして相当嫌われている広告がインライン広告。
- Vibrant Mediaのような企業によって開発された。
今後増えていくであろうブランド戦略のための広告戦略には、2. Channel-Based Contextualを使いブランディング用サイトに誘導、PRには1.Search-based Contextualを使いブランディングサイトに付随する担当者・開発者ブログやSNSに誘導するということになると。
物販系は、これまで通り1.Search-based Contextualを使いつつ、3. Behaviorally-Based Contextualを試していくということになるのかな。