コミュニケーションの80%は5-10人の友達から生まれる。(『ウェブはグループで進化する』)
ウェブはグループで進化する ソーシャルウェブ時代の情報伝達の鍵を握るのは「親しい仲間」
- 作者: ポール・アダムス,小林啓倫
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2012/07/26
- メディア: 単行本
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- コミュニケーションの80%は5-10人の友達から生まれる。
- 他人、周囲、強い感情にかきたてられるものを話題にする。ブランドは話のついでに語られる。
- 親しいひとは5人、次に親しいひとは15人。ある程度定期的に会うひとが50人、関係が維持できるのが150人。誰か分かるのが500人。
- メンバーが10人未満のグループを4-6抱え、メンバーはかぶらない。
- 親しいひとから思考や行動に対して影響をうけ、弱いつながりのひとから情報を得る。
- イノベーターハブは少数で新しいものを受け入れ採用し周囲の限られたひとに伝える。フォロワーハブの新しいものの受け入れは遅いが多くの人とつながっていてマス市場到達に寄与する。
- ひとの考えを変えるのは難しいが、小さな行動変化をお願いすると最終的には考えも変わる。
- マーケティング活動は人々からメッセージを送っても良いという許可を得ることに焦点を当てる。そのために小規模でつながりあった友人同士のグループに焦点を当てて自社の信頼と興味をもってもらい役に立つと思ってもらうことが必要だ。
- 何かを売ることに携わる人は「人の社会行動」「ネットワーク」「人の思考回路」について理解する必要がある。
- 人は心理的に近い人々から影響を受ける。彼らと頻繁にコミュニケーションをとり信頼する。マーケティング活動ではこの強い絆や「独立した小規模な友人グループ」のつながりに商店を当てる。大勢の人に強い影響力を与える人物はほとんど存在しない。
- シェアされるのは事実ではなく感情。共有されやすいのは肯定的なもの、有益な情報を含むもの、驚きを与えるもの、面白いもの、目立つ形で取り上げられているもの。しかし一番重要なのはどれほど感情を刺激する内容であるか。
- 感情を刺激する商品は最初のうちは話題にしてもらえるが、一度新しさが失われると、頻繁に使われ環境からの合図を受けられる商品よりも話題にされなくなる。