川崎裕一 / マネタイズおじさん

元起業家でスタートアップのコーチやってます。スマートニュース株式会社執行役員。

『蟹券』問題を理解するには『評判』を理解しよう

閑歳さんが指摘するこの点が重要だ。記事の中にもあるけれど「贈答経済」。誰かによく思われたい、誰かにありがとうと言いたいというニーズに蟹券がマッチしている。かつそれが本来ならば通常に買うよりも安く(場合によっては半額)手に入れることができる。グルーポンモデルは自分が使うあるいは親しい友人が使うために購入するが、蟹券モデルは贈りたい人が自分・友人にとどまらずお世話になった上司や親戚などに広い形で使われるモデルになっている。「贈答」要素が強い点が2社のモデルを分けている。


『蟹券』問題を理解するには『評判』を理解しよう
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