ベストセラーに必要なのは「完全におかしい」「イカれている」こと (『スゴ編。』)
編集の仕事について考えている人のためのブログメディア『編集者.jp』が9人の凄腕編集者にインタビューした『スゴ編。』そのなかでいくつかぐっときたフレーズを書きだしてみました。
スゴ編。カリスマ編集者から学ぶ7つの仕事力 (デザインビジネス選書)
- 作者: 編集者.jp
- 出版社/メーカー: 美術出版社
- 発売日: 2010/04/24
- メディア: 単行本
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スカイライター 川辺秀美さん
- Q.ベストセラーに共通点があるとすれば何ですか?A.何か「完全におかしい」「イカれている」という感じです。(中略)完璧に振り切れていないと、手に取ってもらう基準に入らないんですよ。(川辺秀美 『スゴ編。』)
ダイアモンド社 加藤貞顕さん
- 1%の法則。本の部数はその本がターゲットとする潜在顧客の1%が最大。日本人全員をターゲットにする本なら100万部となる。(加藤貞顕 『スゴ編。』)
- タイトルはだいたい1冊につき、最低でも100個は考えるようにしています。(加藤貞顕 『スゴ編。』)
PHP研究所 横田紀彦さん
- おそらく、クリエイティビティと言われるものは、手作業を通じてしか生まれない。だから仕事を丁寧に着実にこなせる人が、編集者の第一の条件と言えるかもしれません。(横田紀彦『スゴ編。』)
三笠書房 清水篤史さん
- 校正者の能力は赤字の量に正比例する。編集者の能力は意見の量に正比例する。(清水篤史『スゴ編。』)