川崎裕一 / マネタイズおじさん

元起業家でスタートアップのコーチやってます。スマートニュース株式会社執行役員。

ベストセラーに必要なのは「完全におかしい」「イカれている」こと (『スゴ編。』)

編集の仕事について考えている人のためのブログメディア『編集者.jp』が9人の凄腕編集者にインタビューした『スゴ編。』そのなかでいくつかぐっときたフレーズを書きだしてみました。

スゴ編。カリスマ編集者から学ぶ7つの仕事力 (デザインビジネス選書)

スゴ編。カリスマ編集者から学ぶ7つの仕事力 (デザインビジネス選書)

スカイライター 川辺秀美さん

  • Q.ベストセラーに共通点があるとすれば何ですか?A.何か「完全におかしい」「イカれている」という感じです。(中略)完璧に振り切れていないと、手に取ってもらう基準に入らないんですよ。(川辺秀美 『スゴ編。』)

川辺さんのTwitter
http://twitter.com/#!/kawabee

ダイアモンド社 加藤貞顕さん

  • 1%の法則。本の部数はその本がターゲットとする潜在顧客の1%が最大。日本人全員をターゲットにする本なら100万部となる。(加藤貞顕 『スゴ編。』)
  • タイトルはだいたい1冊につき、最低でも100個は考えるようにしています。(加藤貞顕 『スゴ編。』)

加藤さんのTwitter
http://twitter.com/#!/sadaaki

PHP研究所 横田紀彦さん

  • おそらく、クリエイティビティと言われるものは、手作業を通じてしか生まれない。だから仕事を丁寧に着実にこなせる人が、編集者の第一の条件と言えるかもしれません。(横田紀彦『スゴ編。』)

三笠書房 清水篤史さん

  • 校正者の能力は赤字の量に正比例する。編集者の能力は意見の量に正比例する。(清水篤史『スゴ編。』)