川崎裕一 / マネタイズおじさん

元起業家でスタートアップのコーチやってます。スマートニュース株式会社執行役員。

情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP) 会議に参加してきました。

情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP) 会議に参加してきました。

箇条書き。

  • 現地の正確な情報を集めない限り被災支援は進まない。情報収集における課題は次の2つ。1.現地情報を集める人手が足りない。被災者は情報を提供することが難しい。ボランティアも作業に追われて情報を共有することが難しい。2.現地の情報源は紙。紙とFAXでの情報提供が行われている。
  • この課題を解決する方法はある。1.現地に情報収集・編集のスキルを持つボランティアを送る。2.支援側で集まった情報をフィルタリングし集積。APIを通じて自由に取得し、同時に投稿も行えるようにする。こうすることでケータイやスマホ等プラットフォームを選ばずに集められる。3.紙情報をデジタル化する。紙情報を撮影し人手をかけて目視で入力ボランティアを通じてデジタル化する。
  • 支援側の課題も明らかになった。被災支援系ウェブサービスのディレクトリーが無い。プロジェクトが重複することは仕方ないがそれらの横のつながりができていないことが課題。つまりAプロジェクトとBプロジェクトで同じ支援をしているといったことは横のつながりがあれば回避できる。その横のつながりを作るための被災支援系ウェブサービスのディレクトリーが必要だ。

我々ができることはまだたくさんある。

参考