人に必要とされる会社をつくる
- 作者: 松浦信男
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2012/07/29
- メディア: 単行本
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- 会社は経営者による実験だ。要するに、私は毎日三重の山の中で、会社という小さな世界をつくり変える壮大な「実験」をやっていたのだ。
- 「あなたの会社がなくては困る」と言われるためには「利益」「リスク分散」「専門性の追求」が必要。
- 不良品を作る可能性をゼロにするためには一流の仕事をする一流の会社と付き合うことが必要。そのコストは無駄ではなく確かな品質を支えるための対価。そこで出された見積もりは一円も値切らない。
- 営業をおかずに70社の取引先を獲得した方法。展示会にできるだけ参加し潜在顧客にアプローチ。マスメディアで取り上げられた場合の窓口としてホームページやフェイスブックに力をいれている。年間売上げベスト10の会社には社長と経営幹部が年3回訪問し、不満点や新製品の提案を行う。良い商品を作りクチコミをうむ。これが一番大切。
- 会社を美しくする秘訣は人に見せること。人の目に晒される環境にあれば、見られても恥ずかしくないようにしておこうという気持ちになる。社長がキレイにしろといっても聞かない。
- どんなことでも社員に理由を話して納得させる。リーダーには理由を話す能力と努力が不可欠なのだ。