川崎裕一 / マネタイズおじさん

元起業家でスタートアップのコーチやってます。スマートニュース株式会社執行役員。

レッドクリフ Part II

レッドクリフ Part IIを観ました。

レッドクリフ

レッドクリフ Part?&? スペシャル・ツインパック [DVD]

レッドクリフ Part?&? スペシャル・ツインパック [DVD]

Part IはDVDで観ましたが、せっかくのGWということで実家の最寄り駅の映画館にて鑑賞しました。幸いなことに劇場は結構空いていて後ろの真ん中の席でゆったりじっくりと観ることができました。吹き替え版だったからからというのも理由なんだろうか。

Part IIは赤壁の戦いから始まります。(何を言っているか分からない方のために言っておくと、Part Iは赤壁の前哨戦で終わっているのです)

三国志演義』的には見所は

ということになります。

レッドクリフでは

  • 黄蓋は出てくるが苦肉の計は実施されない
  • ホウ統は出てこない
  • 諸葛亮は天気を読み切り東南の風のふく時刻をぴたりと当てる
  • ○火計

というわけで、後ろの二つが重要なシーンとして時間を割いて取り上げられています。これは見所ですね。

派手さはハリウッド的ではありますが、火計で大船団が火の海に包まれていくシーンは中々見せるものがありました。是非作品をご覧ください。

観ていく中でこれはすごいなと思ったシーンが四つほどありました。

もうすごいんです。曹操周瑜はもちろん、劉備関羽張飛趙雲、さらには孫権魯粛まで取り囲むのはすごすぎる。加えてそんな絶好のチャンスも「去れ!」の一言で逃がしてしまう。男前すぎる。そこで逃がしたらあとで大変なことになるよ!捕まえておいて!と言わざるを得ない。

(呉の武将を差し置いて)すごい活躍します。Part I、Part IIの中でベストなシーンとしては、砦を攻めるときに槍を走り高跳びの棒のように使ってびよーーーんと飛ぶシーン。これはすごいですよ。

  • だんごがすごい

周瑜がこれから赤壁向かうぞというシーンで呉軍を集めるシーンがあるのですが、そこで全軍でだんごを食べます。だんごはひとり三つなのですが、そのだんごを一つまた一つと、武将や兵士が周瑜の器に盛るシーンがあります。

器がだんごで溢れたとき、その様子をみなが感極まって見つめ、周瑜が覚悟を決めて一気に食べます。

なんとも不思議なシーンだったのですがこれは中国の風習か何かだったのでしょうか?

  • 資金調達力がすごい

これは本編とは関係ないのですがよくよく考えると赤壁の戦いという中国のローカルネタ、日本でいうなら関ヶ原の合戦のような話をここまでのスケールで作り上げるパワーとお金の調達力がすごい。中国のローカルネタでも人口がでかいからなんとでもなってしまうんだろうなぁと。

レッドクリフPart II。おすすめです。