川崎裕一 / マネタイズおじさん

元起業家でスタートアップのコーチやってます。スマートニュース株式会社執行役員。

オラクルブロガーミーティング

3月26日に日本オラクル様が主催するブロガーミーティングがありお手伝いさせて頂きました。

サブプライム・ローン問題に端を発する金融危機とそれに続く不況が世界中に拡がっており、経済は不安定さを増しています。この厳しい環境の中で、エンジニアはどのように先を見通し、どのようにキャリアを作っていくか。

エンジニアが自分たちの考える「エンジニアのサバイバビリティ」について率直に語り合うことを目的として、このブロガーミーティングは開催されました。参加して頂いたブロガーの方々は全部で8名(含む日本オラクル社員2名)です。

流れとしては

  1. サバイバビリティについてライトニングトーク(5分/人)
  2. サバイバビリティについて議論

というシンプルな流れでした。

会場は日本オラクル様の青山テクノロジーセンターの会議室。このビルは東京メトロ外苑前駅から直結している新しいビルです。

会議室に入り二つあるテーブルのいずれかに座って頂きます。

ライトニングトークは、5分という時間で自分の主張をするという、かなりの難易度にも関わらず、とても心に響くプレゼンテーションをして頂きました。主催者側でありながら、メモとりまくってしまいました。

参加者のみなさんが自分の主張についてご自身のブログでお書きになっていますので、是非ご覧ください。

IT技術者ブロガーミーティングに参加してきました。: DFJJ
Oracle主催の「サバイバビリティ」に関するブロガーミーティングのイベントに参加しました。 - @camelmasaの開発日記
Black And White - ミックのブログ 〜君につけ届け〜

ライトニングトーク中はテーブルの上に広げられた大きな模造紙の上に、プレゼンの感想を書いていく。内容だけではなく、話している人の印象なども含め、全体的に感じたことを書く。

一つのテーブルに四人で、一つの模造紙に思い思いの感想を書いていく。様子をちょっと離れて見て居ると参加者はまだ各々の世界で感想を書いているけれども同じ紙にアウトプットしているので何かまとまりを感じます。

ライトニングトーク後には、感想が書かれた模造紙をながめながら、みなで質問を投げ合う。テーブルの上に置かれたボールを持った人が質問をし、質問をしたらそのボールを質問された人に投げる。この繰り返しです。

サバイバビリティという広いお題に対して、

一つあった話としては英語の話。英語を学ぶというのは若手エンジニアの中で結構重要視されている。ではなぜ学ぶのか。英語を学ぶというのはインプットであるが、どういう場面でアウトプットがされるのか。そのアウトプットは自分が本当にやりたい事の延長線上にあるのか。

仕事に関係して会社でこういった話をするとともすると重くなりがち、説教くさくなりがちですが、前向きに、若手、中堅、立場などまったく問わず、できるというのはブロガー同士であり、プレゼンをして各々の主張がある程度把握できているからということなんだろうなと思いした。

参加して頂いたブロガーの皆様も楽しんで頂けてとても良かったです。一部引用させて頂きます。

仕事ではお会いできないバックグラウンドを持った方々と話せる機会というのはそうそうないので、刺激的で楽しい2時間でした。以下は、私のプレゼンの内容です。

様々なキーワードが飛び交うディスカッションはとても刺激的でした。

定期的にこのようなブロガーミーティングやりたいですね!

「若い子たちまじめだなー。」と思いつつすごく楽しめました。

4月22日から4月24日まで東京国際フォーラムにて、Oracle OpenWorld Tokyoが開催されます。

ラリー・エリソンも来るみたいです。ラリー・エリソン節を生で聞ける滅多にないチャンスです。また榊原英資さん、中谷巌さん、伊藤洋一さんが各々サバイバビリティについて語るセッションも中々豪華です。もちろん、エンジニア向けのセッションOracle Developも充実です。

Oracle OpenWorld Tokyo

今回参加してくださったブロガーのid:camelmasaさんと、福岡さんがプレゼンするOracle OpenWorld Unconferenceも是非足を運んでみてはいかがでしょうか?

Unconferenceは、

オーガナイザ (講師) の話を一方的に聞くのではなく、参加者の意見や質問により、インタラクティブに進行する技術セミナーです。

と、かなり新しい(野心的な?)試みになっています。

http://tinyurl.com/unconference2009