自然教育園
今日はとても暖かくなったので白金の自然教育園に行ってきました。隣の庭園美術館には時々行くのですが自然教育園には今回が初。
自然教育園は自然をそのまま残すという考えの元最低限の手入れであえて運営されています。この場所は豪族の館から始まり、下屋敷、陸海軍の火薬庫、御料地という歴史をたどってきました。そのため自然がそのまま残ったとのこと。
東京にこんな森が広がっていたのか、もし東京が未開拓であったなら今もこんな景色が広がっていたのかとかなりの驚きでした。
都内の公園、動物園、水族館等はそこそこ回っている方だと思いますが自然教育園のこのありのままの自然のすごさみごとさには恐れ入りました。これから頻繁に来ようと思います。
ムクロジの実がたくさん落ちていました。ムクロジの実を水に入れると泡立ちます。昔の人はムクロジを使って洗濯をしていました。自然教育園で暮らしていた人たちでもムクロジを使って洗濯をしていたのかもしれないと思うと手のひらで歴史がつながっている感じがしてなんだか不思議な気持ちでした。