川崎裕一 / マネタイズおじさん

元起業家でスタートアップのコーチやってます。スマートニュース株式会社執行役員。

はてなで「リクウ」始まる

10月31日中央公論新社さんから「リクウ」が発売になりました。はてなと中央公論新社さんとのおつきあいは婦人公論のブログ(d:id:fujinkoron)を2005年4月7日に始めていただいてからのおつきあいとなります。

今回発売された「リクウ」は

「和」と「自然」の叡智に遊ぶ、高感度ライフスタイルマガジンついに発刊!

と銘打つ雑誌です。

加えて編集長の小西さんは、リクウ発行にあたり次のように語っています。

でも、エコはやはり愉しくなければなりません。お洒落でかっこよくなければなりません。人間の欲望を抑え込むようなエコではそれ自体が持続不可能であります。愉しいエコ、それがエコノミーのエコなどともリンクし、共存していける方向性を模索したいのです。
リクウ :: manifesto

人間の欲望を完全になくすのではなくちょっと抑えて、そしてむしろその欲望とうまく折り合いをつける。大事なことはなによりも継続することである。持続可能なエコを実現するというコンセプトは私は新鮮にとらえました。

環境に取り組むというと、ただひたすらにストイックに節制に心がけるというイメージが私にはありました。でもよくよく考えるとそれは無理なダイエットと一緒なのかなぁと思います。やせるためには食べる量を減らし、基礎代謝をあげ消費を多くする体にすることが大事です。食べる量を下げるだけではダイエットは難しい。基礎代謝をあげるだけでは相当な運動が必要になる。単体ではかなり大変ですがどちらもある程度の無理のない水準で続けていければダイエットはそれなりにうまくいくものなんでしょう*1

食事制限=何らかの消費を我慢する、基礎代謝をあげる=環境に対する意識を高めると置き換えれば、どちらもバランスよくやっていけば環境はよくなっていくんじゃないかなと思うのです。きっとリクウで小西さんがおっしゃっていることはこういうことなのかなぁと解釈してみました。

自分たちの生活環境をよりよく保つということが環境問題への最初のステップだとするなら、いろいろな環境をちょっとよくする組み合わせを自分なりに探して無理なくそれらを組み合わせることだ大事なんだと思います。

最後に「リクウ」ははてなダイアリーでブログを始めています。ご覧ください。

「和」と「自然」の叡智に遊ぶ 〜 中央公論別冊『リクウ』のブログ

追記

ちなみに本日10月31日発売のリクウでは新日本様式100選が掲載されています。日本の物作りへのこだわりが見える特集ですので雑誌もあわせてごらんください。

世界に通用する新しい日本ブランドの定着を目指す民間団体「『新日本様式』協議会」(理事長=中村邦夫・松下電器産業会長)は30日、「新日本様式100選」を発表した。

*1:自分の経験では