- リリー・フランキーのすごした田舎の風景
- 少年時代のできの悪さ
- 母親が上京して一緒に暮らした
- 母親は何かというと大量の飯を食わせた
という面において、自分が東京で過ごしてきた環境と似ており、更に、自分が30に近づき母も60になること等もありすんなりと自分を主人公に置き換えながらストーリーに入っていけました。最後リリーさんの母親が亡くなる場面ではもう耐えられず泣いてしまいました。
あまり小説は読まない人なのですが、この「東京タワー」は文句なくオススメです。男は大体マザコンのけがあると思うので、女性よりは男の方が泣けるはず。