川崎裕一 / マネタイズおじさん

元起業家でスタートアップのコーチやってます。スマートニュース株式会社執行役員。

たばこの社会コスト

喫煙が減って人が長生きするようになったら、高齢者の医療は増える。でも、若年層のタバコによる疾病からくる医療費が減るのでそれは相殺される。さらに長生きした人はそれだけ長く働き、社会に貢献し、税金を払う。社会的な医療コストも負担してくれる。その分で高齢者の追加医療費分くらいまかなってもすさまじくおつりがくる。だから喫煙により社会の医療費は明らかに純増となる。だから社会的にも、政府の財政的にも、タバコは大きな負担をもたらしている。

山形浩生氏の「メディアリテラシーの練習問題;室井尚の奇妙な反・嫌煙運動プロパガンダ論」より。