川崎裕一 / マネタイズおじさん

元起業家でスタートアップのコーチやってます。スマートニュース株式会社執行役員。

検索エンジンのこれからをYSTチームが語る。

YSTの人たちの考えが載ってました。本質的で勉強になります。

対談:日米Yahoo! Searchのキーパーソンが考える真の検索 - CNET Japan

1.検索結果ページでその次のページを見せてやる

  • 検索結果ページ(SRP)で候補表示。
  • 候補ページに飛ぶ。
  • 候補ページに求める情報がなくSRPに戻る。

ということが多い。だからSRPはSRPで候補ページの要約や様子が分かるようにするべき。

  • 今は画面のスクリーンショットを出したり、ほんのわずかな解説をエディターがしている程度だがこれでは足りない。
  • SRPにある全ページをプリロードしておいて、各候補にカーソルを近づけると、リンク先のページのイメージがポップアップ表示されるというのもありか。

2.検索には、発見と回収の二種類がある。

  • 初めて検索し、初めて訪れるのが発見。二回目以降で「まえ見たんだけどなぁ。ブックマークし忘れたや」というのが回収。
  • 回収であれば、検索結果を保存し、パーソナライズ検索でその検索結果に対してクエリーを投げることで高速に更に色々と加工してみせてやることができる。

3.検索結果が多くある場合には、クラスタリング(グループ分け)が有効な場合がある*1

4.第三者や仲間たちとの検索結果の共有や情報の共有も重要。信頼性を高めるためには必要なこと。

*1:「Clusty.com」