ドコモキャピタル
SiliconBeat: DoCoMo finds its way to San Jose
ドコモがドコモキャピタルというVCをサンノゼに作ったよというニュースが。業務開始は7月かららしいです。
報道資料*1によると、
業務内容 主に米国ベンチャー企業への投資活動
資金総額 1億アメリカドル
ということで1億ドルという結構な金額をつっこんでVC業務まがいのことをするようで気合いが感じられます。auにやられっぱなしの感があるドコモですが米国での協業が吉と出るか凶と出るか。
- 目利きはいるか
- 発掘した技術をドコモ内に取り込むフローはあるのか
という点において難しさを感じます。
ドコモにはNTTの中から生まれた数多くの技術が存在していることは間違いないわけでその技術を吸い上げてきた歴史があると思います。そして吸い上げられていない技術というのも山のようにあると思われます。そして、その吸い上げのプロセスに更に米国の技術という生まれ方が違う技術を入れ込んでいくというのなかなか取捨選択が難しそうだなあと思ったりします。
ちなみに、目利きと言えばCTCの佐武廣夫氏についての書籍「目利き―シリコンバレーのスター経営者たちが最も信頼する日本人」がおもしろいです。
目利き―シリコンバレーのスター経営者たちが最も信頼する日本人
- 作者: 桐山秀樹
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 1999/12
- メディア: 単行本
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