川崎裕一 / マネタイズおじさん

元起業家でスタートアップのコーチやってます。スマートニュース株式会社執行役員。

「婦人公論 The 90th anniversary blog」開始!

先ほど、雑誌『婦人公論』と連携する「婦人公論 The 90th anniversary blog」を開始しました。

http://d.hatena.ne.jp/fujinkoron/

このブログの開始に当たって、中央公論新社、婦人公論編集人河野さんや編集部岡田さん、茺さんと週末に何度も打合せをし議論を重ねました。

正直に言うとこれまでは雑誌としての婦人公論というと私にとっては母親が読むものであり、なんとなく古臭いイメージでした。

しかしながら河野さんと出会い、婦人公論に興味を持ち、実際に書店で手にとって見ると、見た目は通常の雑誌サイズ、表紙の写真も今話題の女性(3月22日号は杉田かおるさん、4月7日号は小西真奈美さん、4月22日号は松田聖子さん)です。内容は、ある特集テーマに沿って書かれた様々な記事が並び、文章の量が多く「読ませる」内容となっています。

河野さんは、一時期部数が減りぎみだった婦人公論を

  • 厚い表紙を雑誌の中綴じ形式にし、雑誌コーナーに置く。
  • 今話題の女性を表紙に起用する。
  • これまで婦人公論で培われた「読ませる文章」の味はそのままに今風のアレンジを加える。
  • 特集記事と読者投稿との共通項を作り、読者参加型雑誌を目指す

という手法で再び成長路線にのせた実績を持っています。

この話を聞いたときに、素直に「こういった手法をブログで読めたらなぁ。すごく興味深いのに河野さんとその周りにいる人しか知らないのはもったいない!」と思いました。そこで、ブログで編集者がどのように雑誌を作っているのかを現場からつづる案を一緒に考えました。

更に、読者参加型雑誌としての婦人公論という特徴は、はてなが今はてな内の様々なサービスではてなユーザーと作り上げている特徴に似ています。

婦人公論編集部は、ブログ担当に最年少、3年目の茺さんと2年目の岡田さんを任命しました。若手編集者の視点から、

  • どんなふうに取材してインタビューやルポ記事を作るのか?
  • 編集部にはどんな人たちがいてどんな雰囲気なのか?

などを通じて、婦人公論の現場から本誌とはひとあじ違った『婦人公論』を見ることができると思います。是非はてなアンテナに登録し、見て頂ければ嬉しいです。