読書再び
最近読んだ本で印象に残った本として、
マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男
があります。
これは、メジャーリーグの貧乏球団であるところのアスレチックスが出塁率というものにこだわり、「アウトにならない野球」を実現するために「アウトになりにくい選手」を集めて組織を作り上げていく物語ということができると思います。
同書の中では様々なデータが活躍するのですが、それらのデータをどのように見ていくかという点で、もう一歩踏み込んで読みたい!という人にお勧めな本を昨日本屋で発見。
メジャーリーグの数理科学〈上〉 (シュプリンガー数学リーディングス)
メジャーリーグの数理科学〈下〉 (シュプリンガー数学リーディングス)
この二冊です。マネーボールの世界を実際に数字の持つ意味をかみ締めながら理解できること請け合い。副次的な効果として、「ああ、身近な例を使うと統計って面白いんだなぁ」と統計を勉強する気にさせてくれます。