@IHayato「インタレストグラフ系サービスを作る際に気を付けるべきこと」へのレス
インタレストグラフ系のサービスを作る場合は「どんなユーザーの課題を解決するのか」を強く明確にする必要があります(全てのソリューションにも通じますが)。
「モノを登録できる」「まだ見ぬ商品との出会い」「興味関心で人と繋がることができる」はメリットとしてはやや弱く、さらに「出会い」や「つながり」はローンチ直後には提供しにくいです。よりダイレクトに、日常的なニーズを満たしてくれる切り口が求められるでしょう。
モノチェックインサービスが続々とでる中で、@IHayato氏の問題提起。
チェックインすることのコストと、得られるリターンの話だと思うんですね。
スタートアップの場合はリターンをポイントやお金やモノで返すわけにはいかないので、新しい体験ができるってことに尽きると思うんです。
例えば
これまでよりも多くの反応を返す
結局、たくさんいいねがつく、コメントがつくってことが欲しいじゃないですか。Facebookでなぜ書くかと言われれれば反応してもらいやすいからであって。
反応がしてもらいやすいというのは、
- 人の設計
- 反応してくれるひとがそこにいる。
- サイトの設計
- 反応しやすい設計になっている。
の二つがポイントなんだと思うんです。
まず人の設計です。
Facebookの場合は、そこに友達がいる。ここでいう友達というのは、過去に何らかの接点があったひとたちということですね。学校とか仕事とかそういう。そういう接点がある人がそこにいるから、「あのひと、なんかボケてるからつっこんであげないとかわいそう」っておいうのがうまれたりするとおもうんですね。もちろんスルーされることもあるんですけど。
次にサイトの設計。
タイムラインにいいねボタンとコメントボタンを重複を恐れずに載せるっていうのが一つの割り切りだと思うんです。そのタイムラインでは、個別のエントリーを表示して、その反応=コメントはアイコン、名前、コメントつきで表示しちゃう。きれいなサイトをつくろうと考えれば、まっさきにこの部分に手を入れるはずですよね。でもFacebookはそうしない。反応が高めるためにはある意味で見た目を犠牲にしてもいいって思っているフシがある。その設計思想みたいなものがあると思っています。
例えその2です。
これまで得られなかったような反応を返す
「チェックインしたら美女が話しかけてくる」というサービスがあったら流行ると思いませんか?あとひたすらほめてくれるとか、どうやってるかは分からないけど、いきなり電話がなるとか。
サービスが長期的に狙っているところじゃないんだけど、わかりやすい短期的なインセンティブがあるというのは大事なことと思います。そうじゃないとそもそも日々つかう理由がありませんもんね。
最近@monja415に教えてもらったサービスに「妄想目覚まし」というのがあって、ここで書いたことはそれから思いつきました。起こしてもらいたい時間をセットするとチャットボックスがひらいて例えば「7時におこして!」とでて「しょうがないなー 佐伯桃」とか返信がくる。そして7時に実際に佐伯桃から電話かかってくるという。こういうことってありだよなって思いましたよ。
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まとめると、
これまでよりも多くの反応を返す
これまで得られなかったような反応を返す
ってことが肝心なんじゃよということです。なぜかおじいちゃん。