Avenue A | Razorfish、ソーシャル機能を持つ広告「AdLife」を開発
Avenue A | RazorfishがPluckと共に、広告にソーシャルメディア機能をもたせるらしい。コードネームは「AdLife」。
Avenue A | Razorfish: Agency for Marketing, Experience & Enterprise Design for the Digital World
Shiv Singh(グローバル・ソーシャル・メディア部、Avenue A | Razorfish)は「マーケッターとの対話の中で消費者がこれまで以上に強い発言力を持つようになってきている。開発にあたり、AdLifeは消費者の参加とソーシャル・インフルーエンスを既存の広告上で可能にする。」と言っています。
電通 アベニューA レイザーフィッシュ社長の渡邊さんによると、
映画会社が新作の発表をバナー広告を活用して行う場合、バナー内でプレビューが見られるだけではなく、本作に関する意見を投稿したり、実際に見た人の意見を参照したりといったことが、バナー広告画面から離れることなく出来るようになります。
とのこと。
バナー側でソーシャルメディア側への入り口を作ってやるというのは良いですね。
日本ではAMMがバナー広告にユーザーの投稿内容をリアルタイムで表示するというのを実施しています。
■ソーシャルバナー広告とは
広告主のキャンペーンサイト等で提供しているユーザ参加型企画と連動し、バナー広告上に表示するテキスト・画像等のクリエーティブに、ユーザの投稿内容をリアルタイムで反映させる広告バナーです。
これはブログ→広告 on アドネットワークという流れですね。AdLifeの場合には、広告→ソーシャルメディア(含むブログ)という流れでしょうか。双方向になってはじめて大きな流れとなると思うので期待です。
はてなは、キーワードと連携するユニークなブログ「はてなダイアリー」、国内最大級のソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」をサービスとして展開しています。ただ日本ではソーシャル性を広告に活かす、広告がソーシャルメディアとつながるということはまだまだできていない。
だけどブログの数にしてもSNSの盛り上がりにしても、PCそしてケータイというプラットフォームにもしてかなりのボリュームがあって、日々人は情報を発信している。
サービスとしても、ビジネスとしてもまだまだ未開拓な領域はたくさんあると思います。