最強の企業には最強の法務部門が必要だ
グリーのCFOの青柳さんの三部作がおもしろいです。
- 六本木ではたらくCFOの「自由奔放に生きよう!」ブログ : インターネット企業における法務部門の重要性 (1) 最強の法務部門
- 六本木ではたらくCFOの「自由奔放に生きよう!」ブログ : インターネット企業における法務部門の重要性 (2) SNSの法務
- 六本木ではたらくCFOの「自由奔放に生きよう!」ブログ : インターネット企業における法務部門の重要性 (3) グリーの法務
法務というのは、「人間同士のやりとりを将来に渡って円滑に進める」というとても大切な役割を持っていると思います。
青柳さんが様々な事例として書かれていること、例えば『契約書のやりとり』は人の集合体である企業と企業とが長く良好な関係を築いていく上でとても大事なことでし、こちらも人の集合体であるコミュニティにおいてある人とある人との意見の相違を円滑に落とし込んでいくというのがコミュニティの『トラブル対応』ということだと。
「人間同士のやりとりを将来に渡って円滑に進める」ことになみなみならぬ関心を持っていて、「インターネットが好き」という人がインターネットのサービスを提供している事業者にとって必要な法務担当者ということでしょうか。
ただちょっと書いていて思ったのは、法律に関心のある人は、そもそもインターネットとの相性が良いのではないかとも思うのです。
人と人とのせめぎ合いが根本にあるのが法律だとすれば、ネットもある意味そうなのではないか。SNS、ブログ、ブックマークなどは人がそこにいて人と繋がっているサービスだと。法律が好きで法務に携わる人はネットにもとても近く好きになる可能性は高いのではないか。
そんなことを思いました。